取引先で新しくサーバを立ててそこのアカウントもらったんですが、私御用達しのエディタ、emacsが入ってない。流石に一ユーザのためにアプリをインストールしてもらうのもなー、ってことで新しいエディタを探してました。
(vimがあるじゃん?っていうのは、まぁおいておいて・・・)
最初に見つけたのが「nano」。結構いろいろなサーバで動かせたり、そもそもデフォルトで入ってたりと、いい感じだったんですが、、、いかんせん機能が不足すぎ。どうもWindowsでいうところのメモ帳的な役どころ?個人的に画面分割は必須ということに気づきました。。。
Sublimeやらatomやらも考えたんですが、人様のサーバ(だったりレンサバ)で動かすにはちょっと大変っぽそう、ってことで、今回の本題であるところの「micro」に白羽の矢がたちました。
micoroは、
- 簡単に使える
- いろんなモダンターミナルで使える
- インストールはバイナリを置くだけ
が売りとのこと。なるほど、今回のユースケースにぴったり。キーバインド等々も簡単そうで、とっつきやすいし、試してみようかな、と。
詳しい使い方や便利な設定は公式等々におまかせするとして、今回は導入して(早速)困った点とその解決方法を。環境はRLoginのxtermモードで動作させる場合です。
1. Shift+矢印がで範囲選択できない
このアプリでは、GUIのエディタよろしく↑のキーバインドで範囲選択できるとのこと。ほうほう、と試したら動かないっ!「[2A」とか表示される。
てなことをつぶやいたら教えてもらえました。ありがとうございました。
https://twitter.com/tadsan/status/788583854449709056
キーコードとな?とするとRLgoinの方の問題っぽそう。RLoginの公式サイトみると、以下のオプションがあるのを発見。
そこで矢印のところの値を2に変えたらうまくいった、よかったよかった。
2. Esc連打するとアプリが閉じる
microでのEscは、emacsでいうところのCtrl+G。これ系って思わず連打しちゃいませんか?ところがmicroだとEscはアプリの終了にもバインドされてるんですね。なのでコマンドモードから戻ろうとしてEscを連打するとアプリまで閉じちゃうという。困ってしまうのでキーバインドを変更しました。EscをClearStatusにするといい感じ。
3. ローカルの情報を貼り付けできない
Ctrl-Vとしても、(当たり前なことに)リモートのクリップボードを見るので。。。emacsだと右クリックメニューから、といった回避方法があったのですが、microは右クリックがペーストに割当たっている模様。そこでRLoginの機能で回避しました。Alt+Vでローカルのクリップボードを貼り付けできます。
とりあえずこれで通り一遍程度のテキスト編集はできそうなのでしばらく使ってみようと思います。さらに便利にするのの宿題を記して、今回の日誌を終わります。
- Ctrl+Zでジョブのサスペンドができない。Undoがデフォルトの動作。ShellModeがあるので多少はなんとかなるものの…
- ↑3の逆、リモートからローカルにコピーできない。microはマウスサポートしてるので、マウスで選択しても、RLoginにその選択情報が伝わらないと推測。当面はless等、別のコマンド使うか。
- 日本語は打てる。でも文字コードどうしてるんだろう?まぁUTF-8だから特に問題ないんだけど…
- 色つけしたい!これはドキュメントがあるので調べればできそう。